こんにちは、kuronecoです。
SEの皆さんならば、業務中にマクロやVBAと言う言葉を聞いたことありますよね。
しかし、SEではない方々にとってはあまり聞きなれない言葉だと思います。
(もしかしたら、聞いた事があるかもしれませんが…)
VABとエクセルマクロは厳密には違うものにはなるのですが、今回はVBAとマクロの違いについてとVBAを使う為に必要な準備についてご紹介していきたいと思います。
はじめに
まずはじめに、VBAとマクロの違いについてご紹介していこうと思います。皆さんは、VBAとマクロの違いについて説明する事ができますか?
kuronecoはVBAとマクロについて別の物と言う認識はありましたが、何が違うかと聞かれると答える事ができませんでした。
経験を積んでいるのにも関わらず、説明ができないのはあまりよろしくない状況でしたので今回の記事を作成する前に調べてきました。
なので、今回は復習も兼ねて記事をわかりやすく記事を作成していくつもりですので、お付き合いいただければと思います。
また、合わせてVBAを使う前に確認しておきたい項目を合わせてご紹介していこうと思いますので、皆様のお力になれましたら幸いです。
VBAとマクロの違い
改めまして、VBAとマクロの違いについてご説明させていただきたいと思います。それぞれを一言で表すと以下のような形となります。
- マクロとは、パソコンで行う操作を自動で処理させる為の技術の総称。
- VBAとは正式名称をVisual Basic for ApplicationsといいMicrosoft社が提供しているプログラム言語の一種。
この説明を聞いてご理解いただけますでしょうか?
少なくともkuronecoは分かりにくかったので図にして考えてみることにしました。

簡単な図ですが、一気にわかりやすくてなったと思います。
ざっくり考えるとマクロと言う広い定義の中に、VBAと言う項目があると言う構図になりますね。
VBAとマクロの関係性についてご理解頂けましたでしょうか?
次からはVBAを始める為の準備についてご説明していこうと思います。
マクロ>VBAであり、マクロ≒VBAである。
決して、マクロ≠VBAではない。
VBAでマクロを実装するための準備
VBAはマクロを記録する為の道具となりますが、Excelの標準的な機能として組み込まれています。
しかし、初期の状態ではVBAの画面を開くことすらできませんので、VBAの始め方をご説明していきます。
Windows編
WindowsのExcelとMacのExcelとでは操作方法が異なりますので、それぞれ説明していきます。
※kuronecoがWindowsのExcelを所有していないので、文字だけの説明となりますが、ご了承ください。
- 上部リボンの[ファイル]タブをクリックします。
- 左側のメニューの[オプション]メニューを選択します。
- [Excelのオプション]ダイアログが表示されることを確認します。
- 左側のカテゴリメニューから[リボンのユーザー設定]を選択します。
- 右側の[メインタブ]エリアのリボンのタブ一覧の[開発]チェックボックスをクリックしチェックをつけます。
- チェック後[OK]ボタンを押下します。
- リボンに[開発タブ]が表示されていることを確認します。
ここまでで、開発タブが表示されるようになりましたので下準備は完了です。
Mac編
- 画面上部の[Excel]をクリックし、[環境設定…]をクリックします。
- [表示]をクリックします。
- 画面下部の[リボンに表示]>[開発者タブ]にチェックを入れて[×ボタン]をクリックします。
- [開発タブ]が表示されていることを確認します。
ここまでで、開発タブが表示されるようになりましたので下準備は完了です。
VBAの使用方法については、今後別の記事にてご紹介していきたいと思っています。
まとめ
マクロやVBAを学習する際の取っ掛かりとして、活用していただけると幸いです。
VBAを使用してマクロを組むことで、様々な複雑の処理を自動化することができますので是非みなさんこの機会にご一緒に学習させていただければと思います。
この記事についての質問や、記事にしてほしいことがありましたらコメントや問い合わせなどからご連絡いただければと思います。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。