こんにちは、kuronecoです。
Macは持っているけど、Windowsを使う用事ができてしまった。しかし、新しくPCを買うのもな…
と考えている方向けに今回、Oracleが提供している無料仮想化ソフトVirtualBoxを使用してMacのOS上で起動するWindows10を構築する方法をご紹介していきます。
この記事を読めば、以下の3つができるようになります。
- MacにVirtualBoxをインストールすることができる。
- VirtualBoxで仮想マシンを作成することができる。
- Windows10をインストールすることができる。
それでは、早速MacにVirtualBoxをインストールし、Windows10の仮想マシンを構築していきましょう。
Contents
MacにVirtualBoxのインストール
まず、MacにVirtualBoxをインストールして仮想マシンを作成できる環境を構築していきます。
VirtualBoxのインストーラ準備
Oracleの公式サイトよりVirtualBoxのインストーラをダウンロードしていきます。
- 検索エンジンの検索窓にVirtualBox macと入力し虫眼鏡マークをクリックします。
- 検索欄に表示された「Oracle VM VirtualBox」をクリックします。
- ORACLEのホームページに移動したことを確認し、「ダウンロード」をクリックします。
- 「こちら(EUサイト)」をクリックしダウンロードページに移行します。
- 今回は、MacOSにインストールするので、MacOSの欄の「dmg image」をクリックします。
※WindowsやLinuxの場合は、該当する物を選択して下さい。
- ダウンロードが完了したら、画面下部に以下の画面が表示されます。
- インストーラーが保存されたディレクトリを参照し、インストーラーをダブルクリックします。
VirtualBoxのインストール
- インストーラーが表示されますので、「1 Double click on the icon:」をクリックします。
- ポップアップが出てきた場合は、「続ける」をクリックします。
- 「続ける」をクリックします。
- 「インストール」をクリックします。
※インストール先の変更したい場合は、前の画面で変更してください。
- 「ユーザ名」と「パスワード」を入力して、「ソフトウェアをインストール」をクリックします。
- インストールが終了したことを確認して、「閉じる」をクリックします。
- インストーラが不要な場合は、この手順で「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
- インストールが正常に完了し、「VirualBox」のアイコンが表示されることを確認します。
この章でVirtualBoxのインストールが完了しました。
次の章からは、インストールしたVirtualBoxを使用してWindows10をインストールするための仮想マシンを作成していきます。
仮想マシンの新規作成
VirtualBoxのインストールが終わったら実際にWindows10をインストールするための仮想マシンを作成します。
- VirtualBoxのアイコンをクリックし、VirtualBoxを起動します。
- VirtualBoxが起動したら、画面上部の「新規(M)」をクリックします。
- 名前の欄に「Windows10」と入力し、「続き」をクリックします。
※別の名前でも良いのですが、OSの名前を入れるとタイプやバージョンが自動入力されるのでOS名を入れることをオススメします。
- 任意のメモリサイズを入力し「続き」をクリックします。
- 「続き」をクリックします。
- 任意のハードディスクを選択し、「続き」をクリックします。
- 任意のハードディスクファイルを選択し、「続き」をクリックします。
- 「作成」をクリックします。
- 左ペインに新規仮想マシンが作成されたことを確認します。
これで、MacにWindows10をインストール準備ができました。
次の章からは、いよいよ作成した仮想マシンにWindows10をインストールしていこうと思います。
仮想マシンへWindows10のインストール
「仮想マシンの新規作成」にて作成した仮想マシンにWindows10をインストールしていきます。
Windows10インストーラのダウンロード
- 検索エンジンの検索窓にWindows10と入力し、虫眼鏡マークをクリックします。
- 「Windows 10のディスクイメージ(ISOファイル)のダウンロード – Microsoft」をクリックします。
- エディションの選択で任意のエディションを選択し、「確認」をクリックします。
今回は、「Windows 10 October 2018 Update」のWindows10を選択しました。
- 製品の言語で「日本語」を選択し、「確認」をクリックします。
- 画面中段の「32-bit ダウンロード」あるいは「64-bit ダウンロード」をクリックします。
今回は「64-bit ダウンロード」をクリックしました。
- isoファイルが正常にダウンロードできたことを確認します。
Windows10インストーラのマウント
- 作成した仮想マシンを選択し「起動」をクリックします。
- フォルダマークをクリックします。
- 事前にダウンロードしておいた「Windows10」のインストーラを選択し、「Open」をクリックします。
Windows10のインストール
- インストーラが起動し、Windowsのインストールが始まります。
「次へ」をクリックします。
- 「今すぐインストール」をクリックします。
- 「ライセンスキー」を入力し、「次へ」をクリックします。
- 「承諾します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
- 「カスタム:Windowsのみをインストールする」をクリックします。
- インストール先のディスクを選択し、「次へ」をクリックします。
- インストールが開始されたことを確認します。
- 「個人用に設定」をクリックします
- 「日本」を選択し、「はい」をクリックします。
- 「電話番号」を入力し、「送信」をクリックします。
今回は「後で処理する」を選択しています。
- 「PINの作成」をクリックします。
- 任意のPINを入力し「OK」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
今回は「このPCにのみファイルを保存する」をクリックしました。
- 自分が所有している「Microsoftアカウント」を入力し「次へ」をクリックします。
- 項番13で入力したMicrosoftアカウントのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。
- 任意の設定を実施し、「同意」をクリックします。
- 検証機なので「いいえ」をクリックします。
- 「同意」をクリックします。
- 「スキップ」をクリックします。
- インストールが正常に完了したことを確認します。
バージョン情報
最後にkuronecoが実際にインストールしたMacのバージョンやVirtualBoxのバージョンを記載しておきます。
是非参考にしてみてくださいね。
- macOS Mojave 10.14.4
- VirtualBox6.0.6 r130049(Qt5.6.3)
- Win10_1809Oct_v2_Japanese_x64
まとめ
今回は、手持ちのMacにWindows10をインストールしていきました。
VirtualBoxは初めて使いましたが、シンプルなUIで非常に使いやすいですね!
今後は今回作成したWindows10の仮想マシンを使用して、様々な検証をしていこうと思いますのでお付き合いいただければと思います。
この記事についての質問や、記事にしてほしいことがありましたらコメントや問い合わせなどからご連絡いただければと思います。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。